ファイナルに向けて!!
一次二次審査通過の皆さん、おめでとうございます。
残念ながら、準決勝に進むことがかなわなかったシェフの皆さんも本当にお疲れさまでした。今回からは、会場での仕上げが中心となり、時間配分が上手くいかなかったシェフの皆さんも多かったかと思われます。この悔しさを胸に、次回では納得のいく結果が得られることを願っています。
準決勝に進まれたシェフの皆さんは、想定内での動きができたものと思われます。それぞれがある程度の仕上がり、納得感を残しての提出であったのではと見受けられました。中には、主菜の火通しに集中し、“これを味わってもらいたい”そんな圧巻のパフォーマンスを魅せる強者シェフも。
覚悟を感じさせられた一皿とその姿勢を目のあたりに、感動に酔いしれた瞬間もしっかりと覚えています。
いよいよ舞台は終盤へと移って行きます。
8名による準決勝、そして3名による決勝戦を残すのみとなりました。
選手の皆さんの頭の中は色々なアイディアが錯綜し、表現する上での楽しみと苦しみを交互に味わっているものと思われます。
それも、心地よい緊張感に浸りながらの喜びと言えるのではないでしょうか。
素材や生産者へのリスペクトを胸に、主菜が生きているか、喜んでいるか、大胆かつ繊細に今まで以上に完成度の高い再現性が求められます。ひとつひとつを確実に丁寧に仕事を進める必要があり、ちょっとしたミスが勝負の分かれ目、命取りになりかねません。
結果に執着するのではなく、味わう人を幸せにする料理。
自分自身が納得でき、満足感が得られる仕上がりを期待しています。
この舞台に立てるのは、あなたを含め8名のシェフのみです。
これから2度のパフォーマンス、多くのシェフ達の代表として、思い切り羽ばたいてください。
シェフ・オブ・ザ・イヤー・オキナワ2025実行委員長


